木材から始まる家づくりの全体像
Service
製材所として長年培ってきた木材の知識と技術を基盤に、注文住宅やリフォーム、古民家のリノベーションまで幅広く手がけてまいりました。木材選びの段階から設計、施工まで一貫して対応し、使う木の性質を見極めながら住まいを組み立てることを大切にしております。亀岡市や京都市、南丹市周辺を施工エリアとし、住む人が健康で快適に暮らせる住環境づくりに取り組んでおります。
02|PERFORMANCE/性能
現在の「ZEH」は、こちらへ発展させます。
美しいだけでは、いい家とは呼ばない。
心からくつろぐための、確かな住宅性能。
どれほど美しい家でも、冬に寒く、夏に暑い。
あるいは地震への不安を抱えながら暮らす家では、心からくつろぐことはできません。
三浦製材では、デザインと住宅性能を切り離して考えません。
自然素材が持つ心地よさに、現代の高断熱・高気密・耐震・制振技術を組み合わせる。
そして設備だけに頼るのではなく、太陽の光や熱、風など自然の力を建築に取り込む。
心地よさを、感覚だけで終わらせない。
それが私たちの住宅性能に対する考え方です。
断熱等性能等級6を標準に。
ご希望や建築条件に応じて、最高等級7にも対応します。
ただ数値を高めるだけではなく、窓の位置や大きさ、日射取得、日射遮蔽まで建築設計と一体で考えます。
耐震等級3を基本に。
さらに制振工法を組み合わせ、繰り返し発生する地震にも備えます。
自然を味方につける。
冬は太陽の暖かさを取り込み、夏は強い日射を遮る。
風が心地よい季節には自然の風を取り込む。
高性能だから閉じる家ではなく、自然と上手につながる高性能住宅へ。
03|RECOVERY WOOD/リカバリーウッド(無垢材)
森の呼吸から、人の呼吸へ。
木は、建材から「環境を整える素材」へ。
三浦製材が長年、木と向き合う中で辿り着いたのが、独自の低温乾燥によって仕上げるRECOVERY WOODです。
私たちが大切にしているのは、単に「無垢材である」ということではありません。
木の色。
艶。
香り。
質感。
肌触り。
暮らしの中で人の五感に触れる素材だからこそ、木が本来持っている魅力をできる限り活かしたい。
その考えから、乾燥方法にまでこだわっています。
空気を、整える。
木は、ただ空間を美しくするだけの素材ではありません。
京都大学生存圏研究所の研究では、スギ心材には二酸化窒素(NO₂)、オゾン、ホルムアルデヒドなどの大気汚染物質に対する浄化作用があり、特に木口面でその効果が大きいことが報告されています。
人は一日に何度も呼吸をし、家で長い時間を過ごします。
だからこそRECOVERY WOODは、見た目だけではなく、「どんな空気の中で暮らすのか」まで大切に考えます。
湿度を、穏やかに整える。
木材には、周囲の湿度に応じて水分を吸ったり放したりする「吸放湿性」があります。
湿度が高いときには水分を吸着し、空気が乾燥すると蓄えた水分を放出する。
こうした木の性質は、室内の湿度変化を穏やかにする方向に働きます。
機械だけですべてを制御するのではなく、素材そのものが室内環境に寄り添う。
RECOVERY WOODが大切にしている、自然素材ならではの心地よさです。
杉の香りと心のリラックス。
玄関を開けた瞬間に感じる、杉のやさしい香り。
木の香りは、単なる「いい匂い」だけではありません。
スギ材由来の香りを用いた研究では、心理状態への影響や、交感神経活動を一時的に低下させる可能性などが報告されています。
RECOVERY WOODでは、杉本来の色艶や質感とともに、木の香りという五感に触れる価値を大切にしています。
家に帰った瞬間、自然と深呼吸したくなる。
そんな空間を目指しています。
素足で、木に触れる。
木の床を素足で歩いたときの、やさしい感触。
それは感覚だけの話ではありません。
スギ材に足裏で触れる実験では、前頭前野活動や自律神経活動を測定した結果、生理的なリラックスを示す反応が報告されています。
また木材への接触についても、人工的な素材との比較研究から、身体が示す生理反応の違いが研究されています。
だからRECOVERY WOODでは、木を「見る素材」としてだけではなく、
触れる。歩く。座る。
人の身体に近い素材として考えています。
感覚を、科学へ。
「木の家は落ち着く。」
「杉の香りを嗅ぐと、ほっとする。」
私たち自身、長年木と向き合う中で、その心地よさを感じてきました。
しかしRECOVERY WOODが目指すのは、それを感覚だけで語ることではありません。
京都大学、千葉大学、森林総合研究所をはじめ、国内外では木材と空気環境、香り、触覚、人の心理・生理反応についてさまざまな研究が進められています。
私たちは、こうした研究成果を学びながら、木が人の暮らしにどのような価値をもたらすのかを考え続けます。
経験だけでも、数値だけでもない。
木を知る製材会社として、素材と科学の両方から、これからの住環境を追求していきます。